5~7月の初夏を迎えると、スーパーで出回るラッキョウ。
「らっきょうの甘酢漬け」は初心者でも漬けやすいのですが、気になるのが保存期間。
らっきょうを甘酢につけて保存した場合、賞味期限はそのくらいでしょうか?
そこで、今ブログでは…
らっきょう漬けの賞味期限など、気になる情報を詳しく解説します。
らっきょうの甘酢漬けは手軽に食べられる常備食ですよね。
保存期間も長いイメージですが、開封後の保管方法には注意が必要ですよ!
らっきょうの甘酢漬けの賞味期限は?長期保存できる?
らっきょうは甘酢漬けにした場合、保存方法によって賞味期限が変わります。
それぞれのパターンを見ていきましょう。
常温保存する場合
らっきょうの甘酢漬けは消毒した瓶に漬けこむため、常温で保存できます。
冷暗所に置いた場合だと、賞味期限は約1年以内と言われています。
ただし、保存時に温度変化があったり湿度が高くなったりすると、期限も短くなります。
(開け閉めせず未開封のままで、状態が良いと3~5年ほど保存可能とも言われます。)
冷蔵保存する場合
らっきょうの甘酢漬けを冷蔵庫で保存した場合、賞味期限は約4~5年ほどになります。
ただし、常温保存と同様に冷蔵保存でも状態が悪くなると、その分賞味期限も短くなります。
常温/冷蔵に限らず、細菌が発生して腐ったりカビが生えたりする可能性はあるため、取り扱いには以下の点に注意してください。
冷凍保存する場合
生のらっきょうは冷凍保存できませんが、甘酢漬けにした場合なら冷凍庫での保存も可能です。
美味しく食べられる期間は冷蔵保存と同じ4~5年とされますが、冷凍保存だと腐敗やカビの心配がなくなります。
その場合は保存容器や密閉できる袋(ジップロック等)に漬け汁と一緒に入れ、空気を入れないようにしましょう。
食べる時は常温、もしくは冷蔵庫で自然解凍するだけです。
解凍した甘酢漬けは日持ちしないため、1~2週間以内を目安に早めに消費してくださいね。
保存食といえども、できるだけ冷暗所(低温)で清潔に保つことが大事です。
冷凍する際は食べやすいように、小分けにして保存することをオススメします。
らっきょうって何?栄養効能やカロリーについて
らっきょうはネギ科の植物で、特有のカリカリとした食感や若干の辛みが特徴です。
基本は甘酢漬けや醤油漬け・塩漬け等で漬物にしますが、生のまま刻んで薬味にしたりソースに入れたりして食べることもできますよ。
らっきょうの甘酢漬けにした場合1粒5~10kcalと低カロリーで、以下のように栄養効能も多く含まれています。
栄養価が高いので、免疫力が上がることも期待されます。
食前に食べることで糖の吸収がゆるやかになり、血糖値が気になる方にもオススメ!
ビタミンCや食物繊維など女性に嬉しい成分がいっぱい!
生で食べられるもののラッキョウは痛みが早く収穫後からすぐ劣化するので、購入したら鮮度が落ちる前に調理してください。
甘酢漬けにした時の塩分・糖質が知りたい
塩もみや砂糖での下処理を経て漬けることで、さらに栄養素が引き立つと言われています。
とはいえ、塩分や糖質が含まれるので気になりますよね。
漬け方にもよりますが、らっきょう1粒あたりの塩分は0.1ℊ、糖質量は1.3g程度です。
通常の漬物に比べれば塩分は少なめで、ラッキョウを食べる場合は1日3~4粒程を摂取しましょう。
※大粒~小粒により、摂取量は多少前後します。
らっきょうは栄養素が多く含まれている物の刺激も強いので、お子さんや胃腸が弱い方は1日1~2粒に抑えるようにしましょう。
らっきょう甘酢漬けの作り方は?
栄養豊富な自家製らっきょう甘酢漬けは、意外に簡単に手作りできます。
本格的に作る場合は生らっきょうを使用しますが…
泥付きらっきょうを購入したらすぐに芽が伸びてくるので、当日~翌日には下ごしらえが必要です。
また皮むきや根・茎切りを行なったり塩水で10日前後発酵させたり、意外に時間がかかるので余裕を持って挑んでくださいね。
手軽で簡単ならっきょう酢漬けのレシピ
初心者の方は洗いらっきょうの利用すると、茹でる必要もなくなるのでオススメです。
まずは、手軽に作りやすい1キログラムから始めてみましょう。
洗いらっきょうでも米酢・砂糖・塩をバランス良く用いれば風味が引き立ち、失敗もしにくくなります。
調味液のレシピはアレンジしながら、自分好みの黄金比を見つけてください。
とっても簡単ですが、市販のものと違ってらっきょう特有のシャキシャキとした食感が残り美味ですよ。
調味液を黄金色になるまで煮てから、しっかり冷まるのがポイントです。
スーパー等で棚に長く置かれた洗いらっきょうは傷んでいる物もあるので、色やにおいを確認して新鮮な物を選んでください。
↓今はネットからだと産地から自宅へ発送してもらえます。
JA産にも関わらず店頭で販売されている物より安く、直接届けてもらえるので品質も安心ですね。
※らっきょうは季節物なので、出荷時期は限られています。また手数料や送料が無料でない場合もあるのでご注意ください!
保存容器は臭いがつかず、しっかり消毒できるガラス瓶タイプがオススメ!
↓背が低いと冷蔵庫にも余裕で保管できますし、見かけがおしゃれだと目につくところに置いてもかわいいですね。
市販のらっきょう酢漬けは外国製が多いので、我が家は毎年手作りです。
100均のガラス瓶はサイズが小さくうまく密閉できなくて汁が漏れてしまったことがあるので、購入する際はしっかりチェックしてくださいね。
ジップロックでのらっきょうの漬け方
らっきょうを漬ける容器や入れ物が手に入らない場合はジップロックを利用することもできます。
作り方は容器でつける場合と同じで、ジップロックにらっきょうと甘酢を入れたらしっかり空気を抜いて封をします。
ただし、ジップロックはメーカーや種類によって利用できない物もあります。
100均で売られているジップロックより、旭化成等のメーカー製の方が安心できるかもしれません。
ジップロックを利用する場合は二重にして、冷蔵庫で保存するようにしてくださいね。
らっきょう酢漬けの残り汁のアレンジ方法
らっきょうを漬けた酢漬けの漬け液は余りがちですが、そのまま捨てるのはもったいない!
沢山の活用方法があるので、チャレンジしてみてください。
甘酢の残りは水分が多く出て味も薄まっているのですが、新たならっきょうの甘酢漬けには再利用できません。
あくまで残り液なので、開封後は甘酢も早めに消化しましょう。
食べ方を工夫して様々な料理に変身させながら、最後の一滴まで活用できるといいですね。
まとめ
らっきょう甘酢漬けは、保存方法とレシピ次第で長期保存が可能な素晴らしい保存食です。
また、適量の摂取を心掛ければ、塩分は体の水分調整に、糖質はエネルギー源としてバランスよく働いてくれます。
さまざまな料理にアレンジすることもできるので、季節の収穫時期にはらっきょうの甘酢漬けにチャレンジしてみてくださいね。
自家製らっきょうは余分な物が入っておらず、安心して食べられる健康食品です。
賞味期限や保管方法に気をつけながら、楽しんでください。
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