「あしたへジャンプ」は小学2年生の生活科授業にて、子供たちの成長を支える大切な学習です。
しかし、宿題/課題として親の出番が必要となる場合もあり、教科書を見てもピンとこず悩む保護者の方も多いのではないでしょうか?
今記事では授業に備えた準備物や小学生になってできるようになったこと、親からの手紙の例文など「あしたへジャンプ」に関する情報を分かりやすくご紹介します。
「あしたへジャンプ」は子供と一緒に成長を振り返る良い機会ですが、親がインタビューを通じて指導する手間がいる題材でもあります。
宿題になった場合の負担を少しでも軽減できると幸いです。
生活科「明日へジャンプ」とは?子から親へのインタビュー
小学2年生で学ぶ生活科科目「あしたへジャンプ」は、子供たちが将来に向けて自立するための大切な授業です。
「あしたへジャンプ」のインタビューて生まれた時から今までの成長を振り返り、自分自身が自分を育てるための力を身につけることができます。
また、できるようになったことなど成長を振り返る中だけでなく、親から子への手紙も授業の一環に含まれる場合や発表会の題材となる場合も。
特に親からの手紙は気恥ずかしく書くのにも一苦労しますが、愛情や励ましのメッセージは子供たちの心を支え自信を与えることができる重要な役割を担います。
「あしたへジャンプ」で共に学び合いながら、子供と一緒に成長していく姿を楽しみましょう。
生活科の授業「明日へジャンプ」に備える準備物
「あしたへジャンプ」では授業に備えるために、親子の思い出を振り返る必要があります。
子供の成長と共に振り返る貴重なアイテムとして、以下のものがあると便利です。
これらの準備物を使えば、より子供にわかりやすく「あしたへジャンプ」に向けた説明がしやすくなります。
学校によっては写真が必要な場合もあるので、提出の有無や何枚程度必要なのかも早めに確認しておきましょう。
提出する写真の選び方
もし写真の提出が必要だった場合は、以下に気を付けて選ぶようにしてください。
- インタビュー内容と一致する写真(何をしているかわかりやすいシチュエーション/背景など)
- 表情や感情がわかる写真(子供の楽しそうな顔、真剣な表情、自信に満ちた姿など)
- プライバシーと安全が守られた写真(子供や周囲の個人情報が特定されない場面など)
- 様々な状況の写真(複数枚必要な場合はバラエティに富んだアップ/引きの映りなど)
子供がかわいく映っている写真はもちろんですが、いろんな場面の写真があるとより面白く個性も出ますよ。
書き方と例文/エピソードまとめ
「明日へジャンプ」の書き方としては、ポジティブな気持ちで楽しくコミュニケーションをとりながら行うことが重要となります。
また、一例として出生時~乳児期~幼児期~小学生になってからできるようになったことの例文をまとめました。
以下の例文を参考に、お子さんのエピソードをプラスしてみてください。
具体的な状況を交えつつ様子を描くと、より伝わりやすくなりますよ。
出生時(生まれた時)の様子の例文/エピソード
- 陣痛が始まってから出産するまでの間、緊張感や不安もあったけれど喜びと感動の方が大きかった。
- 生まれてきた瞬間、お母さんもお父さんも感動して涙が止まらなかた。
- 予定日よりも早かった(遅かった)けど、健康で元気に生まれてきてくれたから安心した。
- 病院では家族や親せきだけでなく、お医者さんや看護師さんも笑顔で迎えてくれた。
- 出産までに〇時間もかかってとても大変だったけど、皆で乗り越えた。
- 夜中(明け方)に陣痛が始まったけど、家族全員が病院に駆けつけて誕生の瞬間に間に合った。
- 生まれて顔も見たらみんな笑顔で抱き合って、記念に写真を撮った。
- 予定通り退院できたから(退院までに時間がかかったけど)一緒に家に帰ってきた時はとても嬉しかった。
- 病院から出産記念の品をもらって、飾って写真を撮った。
- 初めてお風呂に入れる時は緊張したけれど、気持ちよさそうな姿を見て幸せな気持ちになった。
- オムツを変えたりミルクを変えたり忙しくて眠る時間も少なかったけれど、それでも特別な時間を過ごせた。
- 夜泣きが続いたけど、小さな寝顔を見ながら一緒に眠るのを幸せに感じた。
乳児期~未満児期(0歳・1歳・2歳・3歳)の様子の例文/エピソード
- 小さい頃から歌が好きで、歌ってあげるとすぐにご機嫌になっていた。
- お気に入りのぬいぐるみを離さず持ち歩いて、遊ぶ時も寝る時もずっと一緒だった。
- カラフルなつみきやブロックを並べたり積み上げたりしてよく遊んでいた。
- 音がなるオモチャが好きで、たいこをたたいたり笛を吹いたりして大喜びしていた。
- 食べることが大好きで、特に○○と△△が大好物だった。
- 食べるのが苦手だったけど、○○が大好きでよくお代わりしていた。
- よく眠る子で、お昼寝の時間になるとお気に入りの○○を持ってすぐに眠りについていた。
- 外遊びが大好きで、天気がいい日は毎日公園に出かけていた。
- お兄ちゃん(お姉ちゃん)の後をついていって、よく真似をしながら遊んでいた。
- 大好きなお風呂では、ずっと湯船に浸かってなかなかあがろうとしなかった。
- 保育園に通い始め、友達や先生を元気いっぱい遊んでいた。
幼児期(4歳・5歳・6歳)の様子の例文/エピソード
- 身体を動かすのが好きで、公園の滑り台やブランコ、鉄棒で遊びまわっていた。
- 大好きな砂遊びで、友達と一緒にお山や泥団子を作っていた。
- 動物(恐竜・ファンタジー・お姫様)の絵本を気に入って、読んであげるといつも真剣に聞いていた。
- 上手にスプーン(おはし)が使えるようになって、いつも残さず食べていた。
- 動物(お花・電車・車)が好きで、たくさんの種類をあっという間に覚えた。
- ○○へ家族旅行に行って、初めて体験する○○にとても喜んでいた。
- おままごと(鬼ごっこ)が好きで、友達と喧嘩することなく仲良く遊んでいた。
- 幼稚園に通い始めて、たくさんのイベントを楽しみにしていた。
- 身体が強くて、ほとんど病気にかかることがなかった。
小学生でできるようになったことの例文/エピソード
- 通園時は先生や親に甘えることが多かったが、小学校に入学してからは自分で身の回りのことをしたり勉強したりするようになった。
- 習い事として○○(スポーツ、ダンス、書道)を始め、興味を持って取り組むようになった。
- 友達が増えて一緒に遊んだり勉強したりしながら、助け合いできるようになった。
- 図書館の本を通じて本を読む機会が増え、新しい世界や知識を得ることに興味を持った。
- ○○の授業が好きで、興味を持ったことに対して進んで勉強するようになった。
- 自分の時間を管理できるようになり、時計を見ながらスケジュールを立てて動くようになった。
- 学校の発表会(運動会)は緊張しつつも、堂々と発表していた。
質問: 小学生になって楽しんでいる活動や趣味は何ですか? 回答: 私が小学生になって楽しんでいる活動や趣味の一つは、絵を描くことです。絵を描くことで自分の感情や想像力を表現することができ、とても楽しいです。色鉛筆や水彩絵の具を使って、いろんな絵を描くのが大好きです。
身につけたスキルやできるようになったことはたくさんあるはずです。
具体的な例を交えながら、子供たちが成し遂げた体験や親としての気持ちを伝えられるといいですね。
親からの手紙の例文
「明日へジャンプ」で親から手紙を書く場合は、小学2年生にも伝わるような書き方をしなければなりません。
あくまで子供にあてる手紙なので、長すぎず短すぎず、わかりやすく書くこと心がけましょう。
以下の例文にあわせて、子供のエピソードや思い出と一緒に書くとより思いが伝わりやすくなります。
(口調は「ですます」調にしていますが、通常の話し言葉でも問題ありません。)
冒頭文:例(●●ちゃんへ、●●くんへの後)
- 小学2年生になるまでにたくさんのことを学び、成長しましたね。
- 〇月〇日に●●が生まれてからあっという間に△年がたちました。
- 小学2年生になってからもどんどん成長してきた●●。
- これまでの△年間、一緒にたくさんの時間を過ごしてきましたね。
- 生まれた時は○○gと小さかったけど、あっという間に大きくなりましたね。
- 桜が咲く(よく晴れた、雪が降る)〇月〇日に生まれてきてくれた●●。
エピソード:例
- 学校で新しい友達を作ったり好きなことに没頭したり、どんどん成長していく姿にいつも感動しています。
- 大好きな○○を学ぶ中で自信を持つようになり、たくましくなりましたね。
- 小学生になってさらに一層成長したあなたの姿を見ることができて、本当に嬉しいです。
- 習い事も宿題も遊びもなんでも楽しんで取り組む姿を見て、●●の成長を実感しています。
- いつも笑顔で周りの人たちと接する●●の姿に見る度に嬉しくなります。
- どれほど○○を頑張っているかを知っていますし、その姿を見ることができて誇りに思っています。
- 小学生になってから今まで以上に新しいことに挑戦し、困難に立ち向かいながら、自分を信じることを学んできましたね。
- ●●が生まれて最初の笑顔を見た時、そして、初めての言葉を聞いた時、お母さんとお父さんは大喜びしました。
- 幼い頃の●●の無邪気な笑顔や初めての言葉を今でも鮮明に覚えています。
- ●●の可愛らしい寝顔を見た時は世界で一番幸せな親だと感じました。
締め:例
- いつもたくさんの笑顔と幸せをくれてありがとう。
- これからも自分の夢を追いかけ、自分らしく輝いていってください。
- 自分を信じて、○○という夢に向かって進んでください。
- ●●が持つ素晴らしい才能や気持ちを大切にして、いつも笑顔で前向きに頑張っていってください。
- お父さんもお母さんもいつも●●を応援していますし、●●のそばにいます。
- ●●の未来が明るいものでありますように。
- これからもずっと●●を応援しているし、ずっとずっと大好きです。
- どんな辛いことがあってもそばにいるから、一緒にがんばりましょう。
まとめ
今回は、「あしたへジャンプ」を通じて子供たちの成長を振り返りながら、成長の過程や家族や周りの人たちと関わり合いに関する事項をまとめました。
生活科の一項目ではありますが「あしたへジャンプ」は小学2年生が成長し、未来に向けて大きな一歩を踏み出す場です。
授業を通じて親と子供が共に支え合いながら成長していけるといいですね。
作文やインタビューは苦手な子も多いので、小学生低学年の頃から抵抗がないように取り組めるといいですね。
我が家は下の子が理系寄りで文章系が苦手なので、楽しく学べるように意識しています。
クイズ形式で序盤から楽しく取り組んでいました。
女の子だけでなく、男の子も楽しんで読めます。
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